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7 改造

7.1	たわけたHTMLメール対策

現在では汎用 multipart フィルタとして ContentHandler があります
5.0

古い形は以下の通りです。この変数は ContentHandler でも上位互換で
有効です。

	$HTML_MAIL_DEFAULT_HANDLER = 'strip'; (default "")

ユーザからのメールでMIME/Multipartは中身を問わず一番最初のマルチパート
ブロックだけを残して後はぶったぎる。つまり中身が一緒のplainとHTML部分
を持つメールが来たらplain部分だけを残そうとする。でも常に正しい処理か
どうかは不明(大抵正しそうだが)。

	$HTML_MAIL_DEFAULT_HANDLER = 'strip'; (default strip)

値は strip か reject で、デフォールトはstrip。
strip はHTML部分を切りとってMLに流す。
rejectはMLには流さずHTMLメールは拒否すると送り主にメールを送る。

[互換性] $AGAINST_HTML_MAIL が古い変数名。この変数を設定していても互換
性の保証のために'strip'モードで動く。cf/MANFESTでは未定義。


7.2	In-Reply-To: や References: をつけないREPLYメールを返すMUA対策

	$AGAINST_MAIL_WITHOUT_REFERENCE = 1; (default 0)

非常〜〜に後ろ向きなオプション
Eudora 等の In-Reply-To: References: をつけてくれないMUA対策
0. Subject: にTAGをつけることは前提(not default)
1. Message-ID: はML独自のものをつける
2. Subject: Re: [elena 00100] のようなTAGを解析する
ことでML全体のスレッドの一貫性を疑似的に強制する。
元々あった Message-ID: は X-Original-Message-ID: に移動される
(2.2A#28はbugでつけてない, fixed in 2.2A#29)


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